ああ、困ったなぁ。

そこの貴方、
ため息なんかついてどうしまして？

折角の愛らしいお顔が曇って台無しですよ。

あっ、顔に出ちゃっていましたか。
実は悩み事があって……

なる程。付き合っている彼との性生活が
最近マンネリ化していて、どうしたら刺激的な
日々が送れるか悩んでいる、ですか？

はい……。
このままじゃ、あの人に捨てられちゃう。
私は一体どうすればいいの……うう。

簡単ですわよ。こういう時は黒ギャルになって
イメチェンすればよいのですわ。

私が黒ギャル……ですか？

そうですわ。
普段色白で清楚な貴方が褐色肌になる事で、
ギャップ萌えを作るのですわよ。

すべては貴方のために……と言えば、
コロッといく事間違いなしでしてよ。

そうしたら、彼も愛してくれるでしょうか？

勿論ですわよ！お淑やかなのもそれはそれで
魅力的ですが、やはり殿方は明るくハジけて、
そしてエロい女が好きなのですわよ！

マンネリも解消されて、
きっと一日中ベッドの上で
貴方様をネットリと愛してくれる事でしょう。

一日中ずっとベッドの上でネットリとだなんて……
わ、私気持ち良過ぎて壊れちゃうよぉ……

わ、私、黒ギャルになってみたいです！

どうやら、決まったようですね。お嬢様。

ええ。
あっ、そうですわ！黒ギャルになるついでに、
我が姫条院のアダルトグッズはいかがかしら。

今ならお安くしておきますわよ。

えっ、貴方はあの姫条院の人なんですか！？

いかにも、このお方こそ姫条院ホールディングス
経営者のご令嬢、華莉菜様でございます。

わ、私、華莉菜さんの所のエッチなグッズを
愛用しているんです！

彼とのエッチの時は毎回お世話になっています！
うわぁ、すごい、どうしよう！
有名人に会っちゃった！

うふふ、わたくしも御愛用者様に出会えて
嬉しいですわ。
ね、泉美。

そうですね、お嬢様。
お客様のナマの声が聞けて嬉しいです。

それではそんな貴方を、
わたくしと泉美が責任を持って、
今以上に立派なレディにして差し上げますわ。

よ、よろしくお願いします。